赤ちゃんの時にいた世界が、その子の生きていく世界
月齢が低い間は、ベッドやバウンサーに寝かせ続けてるなぁ…
赤ちゃんにとっては、世界のすべてがドキドキで満ちています。
寝ているだけじゃありません。お父さんお母さんの声、におい、音、なんでもぐんぐん吸収します。
この時期にどんなドキドキを抱えてすごすか、ワクワクしてすごすかが大切ですよね。
ちっちゃな体で受け止めた環境は、これから大きくなるための大事な根っこになります。
お父さんお母さんもまだまだ手探りで、一番赤ちゃんの環境に手がかけづらい時期。
家庭だと難しい部分は、保育園で良い環境を整えてあげましょう。
赤ちゃんは、新生児の頃から周りで感じる色、音、におい、手ざわり、温度、雰囲気を、全身を使ってぐんぐん吸収していきます。
自分は動けないのに、周りでいろんなことが起こっているのですから、気になってしまうのは当然ですね。
今いる場所は、安心して寝ていられる場所か、不安になってしまう場所か。
お母さんやお父さんは側にいてくれるのか。周りの人はご機嫌が良いのか。
寝ている間に感じているものが、その子の世界。人生の出発点となります。
赤ちゃんの頃は、会話も成り立たないうえ、お父さんお母さんもお世話に不慣れで、赤ちゃんがすごす環境に、一番手が回らない時期です。
赤ちゃんが、安心していられる環境。
赤ちゃんが感じる温度、言葉、音楽、周りの人間関係が、美しくあたたかいほど、人としての心がおだやかに優しく育まれます。
共働きが多いお父さんお母さんでは、なかなか難しい環境作りを、保育園でお預かりしている間に補います。
